農家のIT利活用促進を目的に結成された任意団体「できる.agri」に新たにTUMMY株式会社、
株式会社ネクスグループ、三井住友海上火災保険株式会社、の3社が参画したことをお知らせいたします。新規参画3社とともに、今後は生産者の新たなサポート体制構築や、ブランディング支援により一層力を入れてまいります。
【実行委員会参加企業・団体】

【今回の新規参加企業・各社との連携内容について】(※50音順)

■TUMMY株式会社
畑から暮らしを彩るブランディングカンパニー。農業にまつわる自社事業とブランディング事業(畑、地域、農産物の魅力を生かしたブランドを開発していきたい方々のブランド作りサポート)をすすめています。忙しい現代人の暮らしに合わせて姿を変えた新しい八百屋ブランド「yasaicco」も運営。
今後の連携内容:
「できる.agriコミュニティ」・「できる.agri全国ツアー」の活動において、生産者から寄せられたブランディングプロジェクトなどを協働予定。
■株式会社ネクスグループ
通信デバイスやIoTデバイスの提供を行っていた技術から生まれた制御型の農業ICTシステムと、特許農法である多段式ポット栽培を組み合わせ、生産から販売まで、一気通貫で生産者のサポートを実施する「NCXX FARM」事業を運営。化学的土壌マネジメントによって育てた安全でおいしい健康野菜の販売や、栽培システム・技術を生産者向けに提供している。
今後の連携内容:
今後は「できる.agri」とコラボし、主に新規就農者・新規IT導入者を対象とした「IT農業体験プログラム」運営を岩手県花巻市の圃場においてスタートします。最長30日間のプログラムでは、IT機器導入時のメリットや注意点、環境データ管理方法などを実際に体験することができます。
■三井住友海上火災保険株式会社
国内大手損害保険会社。2013年より、食品・農業関連ビジネスを取り巻くリスクについて補償する「フード&アグリビジネス総合補償プラン」を販売するなど、農業関連ビジネスの発展を後押しする保険商品の開発を積極的に行っている。
また、2018年12月には、できる.agri発起人のルートレック・ネットワークス株式会社とともに、落雷や火災などを原因とするスマート農業機器に対する保険「ゼロアグリ動産総合保険」を開発。
今後の連携内容:
今後は、できる.agriとともに、IT農業に必要な保険商品の開発を目指します。このほか、生産者や企業を巻き込んだ、新たな保険の開発に向けたワークショップも各地で開催予定です。
【「できる.agri 」プロジェクトについて】
「できる.agri」(できるドットアグリ)は、IT を活用した農業の新しい姿を紹介することで、農業および生産者が抱える課題を IT の力で解決するための取り組みです。
これまでWEBメディア運営や、セミナー等を開催し、「IT×農業」の可能性を生産者の皆様とともに考えていく場を提供してきました。
また、従来農家のIT活用には「アイデア」「ノウハウ」「人手」が不足している課題があり、その問題を解決するためにクリエイターやエンジニアなどの「非農業領域人材」とのマッチングが生まれる場として「できる.agriコミュニティ」を運営しています。
【全国の生産者のもとを訪れる、「農業サポーターズ・ツアー 〜四国編〜」について】
できる.agriでは、生産者の皆様が抱える課題解決のヒントを全国へお届けする「農業サポーターズ・ツアー」を定期的に開催しています。7/31〜8/2の3日間は四国を訪れ、愛媛・香川・高知の3県でセミナーやワークショップを実施いたします。これまで北陸・中部・九州の3地域で開催し、延べ150人以上の方々にご参加いただきました。
(農業サポーターズ・ツアー詳細記事:)
http://dekiru-agri.jp/shikoku-061/
なお、現在、四国ツアーおよび今後各地での開催にご協力いただけるパートナーを募集しております。ご興味をお持ちいただいたかたはページ下記のお問い合わせ先までお気軽にお問い合わせ下さい。
(パートナー募集 詳細記事:)
http://dekiru-agri.jp/tour-062/


(画像:これまでの開催の様子)